三日坊主ではないかもしれない

無個性無気力女子大学生の日記

無気力

 

 

生活が色々変わりまくってから早5ヶ月ほど。全面オンラインとなった大学の前期授業は最後までやる気が出ないまま終わり、貯めに貯めまくったレポートを全て提出してから、いわゆるたのしい夏休みが始まってからも2週間が過ぎようとしている。

 

コロナのお陰で、私に特筆すべき夏休みの予定というものは何も無い。前期を既に無為に過ごしてしまった私は、夏休みこそtodoリストを作って有意義に時間を使うぞ!と意気込んでいたはずだが、まぁ見事に何もしていない。そこで、1つでも「コロナ禍の中でやった事」を作ろうと思い立ち、日記を書くことにした。くだらない内容になることは想像に難くないが、1日中横になってTwitterを見る生産性ゼロの生活よりは、0.1ミリくらい有意義になるはずだ。

 

 

とまあ日記を始めた経緯をつらつらと述べてみたが、なぜ今このタイミングなのかというと、昨日私は誕生日を迎えて1つ歳を取って、この1年は今までやらなかったことを始めようと考えたからだ。自分が成人した実感はあまり湧かないままハタチの期間が過ぎ去り、あっという間に21歳になってしまった。大学生になったり、お酒が飲めるようになったり、振袖を着て成人式に行ったりはしたが、この1年間で成長したことはあるかと問われたら、よくわからない。自分だけの経験をした訳でもない。むしろ、大学に入ってから、自分がどういう人間で将来何をしたいのか、不明瞭になった気さえする。私はそれを悪いこととはあまり思っていないが、コロナで行動範囲が大きく制限されてから、漠然とした不安が大きくなってきた。

 

オンライン授業は一応受けたと思うし、家にいるのは嫌いじゃないし、精神状態はすこぶる良好だが、電気を消して寝床に着いたとき、毎日どうしようもなくザワザワする。なんか今日も何もしなかったな、と思ってしまう。

 

家にいすぎて、自分と家族だけで世界が成り立っている、と錯覚し始めてしまったきらいはあるかもしれない。私は昔から友達が多い方ではなく、ひとりで行動するのも好きなので、コロナで人に会えない虚無感は少ないと思っていた。しかし、電車に乗り、登校し、暇つぶしに本屋を徘徊し、サークル活動に参加して帰宅する、という何の変哲もない生活の中で、当たり前に多くの人間が関わっていたことには、嫌でも気付かされた。

 

ただ、その人間たちに今わざわざ会いに行こうとは、微塵も思えない。インスタを開けば飲み会やら旅行やらしている写真がわんさかあって、ふーん…となる。けっこう気をつけて行動しているのがバカらしくなる。ただ、やっぱり遊びに行こうとは思えない。最近ようやく仲のいい友人と会うようにはなったが。結局、コロナ禍で自分の無気力無関心無個性が表面化しただけかもしれない。

 

無気力なりに、日々変化のない生活を送る中で考えたことやちょっとした出来事などを書き留めておくことにする。とりあえず、サボらず、文章力を上げることを目標としたい。