三日坊主ではないかもしれない

無個性無気力女子大学生の日記

創作

創作短編小説『ゆらゆら』

ゆらゆら 雨が、降っている。 目が覚めたら、いつもの公園にいた。でも、あぁ、夢かと、ぼくは直感的にそう思った。やっと起きた、と苦笑いするあいつが隣に座っていたから。 あいつがぼくを置いていったのは、初めてできたカノジョを連れて来たときだった。…